第1892回例会 (2007年9月25日)
点鐘 下津谷会長
ロータリーソング 手に手つないで
お客様紹介
第6グループガバナー補佐 石原達夫様
会長挨拶 下津谷会長
本日は来週のガバナー公式訪問の為にガバナー補佐の石原さんがお見えになっておりますが、
よろしくご指導のほどお願い致します。
さて、今回ご紹介する本は新渡戸稲造 著の「武士道」についてです。
「武士道」 新渡戸稲造 著
奈良本辰也 訳 抜粋
いつまでも失わぬ他者への哀れみの心
か弱い者、劣った者、敗れた者への仁は特にサムライに似つかわしいものとして、いつも奨励されていた。日本美術の愛好家は牛の背に後向きに乗っている一人の僧の画像をよく知っているにちがいない。その人の名はかつては泣く子も黙るほどの名前であった。
わが国の戦史で、もっとも決定的な戦いの一つであった須磨の激戦(1184年)のさなか、
彼(熊谷次郎直実)は一人の敵に追いつき、一騎打ちを挑み、相手をそのたくましい腕でしっかりと捕らえた。さてこのような場合、戦いの儀礼として、弱い側が強い側と同じ位をもっているか、あるいは同等な能力をもっているかでなければ、一滴の血を流すことも許されない。この屈強な武者は相手の名前を知ろうとしたが相手がそれを拒んだため、その兜をはぎとった。するとそこに現れたのは、色白のまだ髯も生え揃わない少年の容顔であった。


